「仕事を辞めたい」その理由だけでなく対処法や辞めるべき基準も教えます

仕事辞めたい

「すごく不満だけど、仕事を辞めるべきか分からない」

「仕事を辞めたいけど…辞めて大丈夫なのかな」

あなたが仕事辞めたいとまで悩んでいる理由。

結局仕事を変えても同じなのか、転職すれば解決するのか、誰もが悩んで当然です。職場では一人ひとり仕事に対する悩みは異なるのですから。

ただしその状態で「仕事を辞める」か「辞めないか」をあなた1人で判断することは危険です。

我慢しすぎて身体や精神を壊した人がたくさんいました。一時的な感情で辞めてしまい、後悔した人もたくさんいます。

この記事の前半では私の経験も含めて「いろいろな人の仕事を辞めたい理由&辞めた理由」「仕事を辞めるべき基準や対処法」について書いてあります。

記事の前半を読むことによって自分は仕事を辞めるべきかどうかがハッキリします。

記事の後半では「仕事をやめても大丈夫な理由」について書いてあります。記事の後半をよむことによって実は仕事は辞めても怖くないことが分かります。

ぜひこの記事をご覧になり、そしてご自身の心と体の健康を第一に考えて、限界であれば退職を優先させてください。

目次

「仕事辞めたい」代表的な6つの理由〜辞めるべき基準と対処法も教えます。

仕事辞めたい理由

「仕事を辞めた」「仕事を辞めたいと思った」それぞれ理由を集めました。

拘束時間が長い、給料が低い、上司のパワハラなど企業側が100%悪い理由もたくさんありました。

また今いる職場が明らかに異常なのにも関わらず「どこも一緒だから」と耐えている人もいました。

まずは他の人の仕事を辞めた理由、辞めたい理由を知ってください。あなたが不満に思ったことは実はみんな不満に思っています。その上で今すぐ辞めるべき理由も存在することを知ってください。企業側が100%悪いのに悩み苦しむ必要はありません。

また辞めたいほど辛いけど事情があって辞められない、人もいます。そんな人には仕事を辞めずにを改善する方法もご紹介します。

仕事を辞めた理由&辞めたい理由の一覧

  1. 労働時間
  2. 給料
  3. 上司
  4. 仕事内容
  5. 評価されない
  6. 会社の将来性

「労働時間」に関することで仕事辞めたい理由を集めました

「労働時間」に関することで仕事辞めたい理由

サービス残業や長時間労働、さらには休日の拘束、労働時間の不満はたくさんあります。

労働時間に関して「仕事辞めたいと思った!」「実際に仕事を辞めた!」という理由を集めてみました。

「労働時間」仕事を辞めたい理由

  • 出社が7時前だったのが辛かったです。朝が弱いので辞めてしまいました。
  • システムのトラブルに備えて、24時間365日連絡取れることが必須でした。トラブル時に連絡取れないと、次の日に怒られるのがしんどくて辞めました。
  • 夜勤も含めたシフト制が2週間毎に組まれるので予定がたてられません。泊まりの旅行の予約はもちろん、友達との予定すら難しく辞めたいです…。
  • 納品の直前はバタバタで会社に泊まることも珍しくありません。2~3日徹夜が続くのでホント辞めたいと思ってます。
  • 仕事の効率を上げても早く帰ると仕事が振ってきます。ちょうど良い時間に終わるように仕事を進めていくのが人生の無駄に感じて、仕事を辞めたいと思います。

「拘束時間に偏りがあり、プライベートが充実しない」という点に不満が集中していました。「仕事より自分の人生を大切にしたい」と思った人が仕事を辞めています。

また、こちらに似た不満をお持ちなら要注意です。

「納品の直前はバタバタで会社に泊まることも珍しくありません。2~3日徹夜が続くのでホント辞めたいと思ってます。」

残業時間によっては今すぐ仕事を辞めましょう。その理由も解説します。

残業時間が月100時間超えたのなら、今スグに仕事を辞めてください

月に100時間の残業は「過労死ライン」です。過労死(かろうし)とは長時間の労働によって健康に支障をきたし、亡くなってしまうことです。

月に100時間以上の残業はあなたの命を奪います。

月100時間以上の残業をさせる企業は例外なくブラックです。あなたと一緒に成長し、利益を分け合い、長く付き合う気が企業にはありません。そもそも月100時間を超える残業をさせるのは違法行為です。言い訳する余地もありません。

日本では月に100時間を超える残業によって、数多くの命が奪われています。2017年には大手学習塾で月120時間の残業をしていた男性が、2018年には月120時間の残業をしていた公立中学校の男性教員が亡くなっています。

wikipedia「過労死の過去の事例

また残業時間が月100時間を超えていないイコールOKではありません。違反したら罰則が科される3つの上限があります。

残業の上限

​残業時間の上限は、健康を維持できない労働時間です。残業の上限を上回るということは「あなたの健康を害することを承知で働かせます」という企業からのメッセージです。

そんな企業にあなたが気を使う必要はありません。今すぐに仕事を辞めて問題ありません。

辞めずに解決する方法:上司→人事部→労働基準監督署の順に相談

仕事辞めたい原因が労働時間の長さなら、相談する方法もあります。

一般的な手順はコチラです。

STEP
まずは上司に相談

相談できる関係ならまずは上司に相談してみましょう。

あなたが悩んでいることを伝えているだけで残業問題は解決することがあります。

相談をするときは「労働時間が自分にとって負担になっている」「自分が仕事を辞めたい理由になっている」の2点を明確に伝えましょう。あなたが真剣に悩んでいることを伝えるにはこの2点を伝えることが非常に有効です。

STEP
上司がダメなら人事部に相談

直属の上司が原因で長時間労働担っている場合、相談しにくいこともあるでしょう。

また「仕事を辞めたい」というキーワードを出して上司に相談したにも関わらず1,2ヶ月で解決しないのであれば、「上司に改善する気がない」「改善する能力がない」のどっちかです。

諦めて人事部に相談しましょう。人事部に相談するときは「法律違反」であることも伝えましょう。

STEP
最後は労働基準監督署に相談

上司に相談するあたりから、残業時間の上限を超えている証拠などを準備しておくとスムーズに続きます。

労働基準監督署の指導が入れば、間違いなく残業問題は改善されます。

この手順を踏んでも改善されない場合は仕事を辞めましょう。

「そりゃ辞めたいけど…。簡単に仕事なんてやめられないでしょう!?」そんなあなたに向けたという方に向けた記事を後半に書きました。

「仕事を辞めるのが怖い…。」という方に是非読んでほしいです。

また「長時間労働により辞める前提」での相談となると、そのまま退職を勧められてしまったり、不本意ですが会社にいずらくなることもあります。事前に必ず転職エージェントには登録して新たしい仕事の目処は立てておきましょう。

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「給料」に関することで仕事辞めたい理由を集めました

給料が安くて仕事辞めたい

低賃金や昇給無し、給料カット。給料は私生活とモチベーションに影響を与えます。

給料に関することで「仕事辞めたいと思った」「実際に仕事を辞めた」という理由を集めてみました。

「給料」仕事をやめたい理由

  • 出社が7時前だったのが辛かったです。朝が弱いので辞めてしまいました。
  • システムのトラブルに備えて、24時間365日連絡取れることが必須でした。トラブル時に連絡取れないと、次の日に怒られるのがしんどくて辞めました。
  • 夜勤も含めたシフト制が2週間毎に組まれるので予定がたてられません。泊まりの旅行の予約はもちろん、友達との予定すら難しく辞めたいです…。
  • 納品の直前はバタバタで会社に泊まることも珍しくありません。2~3日徹夜が続くのでホント辞めたいと思ってます。
  • 仕事の効率を上げても早く帰ると仕事が振ってきます。ちょうど良い時間に終わるように仕事を進めていくのが人生の無駄に感じて、仕事を辞めたいと思います。

給料イコール自分への評価だと思っている人も多く、給料が理由でモチベーションが上下している印象を受けました。「仕事はお金をもらうため」と割り切っている人は減額をキッカケに辞めています。

また、こちらに似た不満をお持ちなら要注意です。

「仕事は好きでしたが給料が低く、貯金ができないので辞めました。」

低賃金には我慢の限界があります。給料の額によっては、今すぐ辞めましょう。その基準と理由を解説します。

給料が月給15万円以下なら転職を考えましょう。まともな生活ができません。

フルタイムで月給15万円を下回る給料では、自立して生きていくことはできません。

たとえば月給14万円の手取りは約10万円です。「貯金崩す」か「借金」しないと生きていけません。

フルタイムで働かせて、生活最低限な給料も与えられないのはビジネスとして崩壊しています。継続して社員が働くことのできない企業に未来はありません。今すぐ辞めましょう。

一人暮らしに必要な最低限のお金

項目金額
家賃50,000円
光熱費5,000円
通信費10,000円
食費30,000円
日用品10,000円
交際費5,000円
生活費合計110,000円

また月給15万円という数字は生きるための最低限の水準です。

借金もしないけど、貯金もできません。病気、友達の結婚式、スマホが故障など、ちょっとしたトラブルにも対応することはできません。

学歴別初任給
引用:厚生労働省「平成29年賃金構造基本統計調査結果

給料の相場は確認しましょう。相場を下回る企業=従業員を大切にしない企業です。どんな学歴の初任給でも16万円は下回りません。引用:厚生労働省「平成29年賃金構造基本統計調査結果

実家もしくは格安の社宅に住める企業なら月給15万以下でも生活できます、が…

実家もしくは格安の社宅に住める企業なら月給15万以下でも生活できます、が…日々の生活でもっとも大きな固定費は家賃です。安いアパートでも4万円~5万円ほどかかります。実家や格安の社宅などで暮らせるのであれば、月給15万円以下でも生活することはできます。

交際費や食費を削ることは現実的には難しいです。家賃を1~2万円以下で抑えることが無理なら、月給15万円以下で生活することは不可能です。

また今は実家や社宅で抑えられたとしても将来、結婚や出産そして老後の資金も考えると結局どこかで転職することになります。であれば早めにもっと給料の高いところを探す方向で考えましょう。

「そりゃ辞めたいけど…。そんな簡単に仕事なんてやめられないでしょう!?」という方に向けた記事を後半に書きました。

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「上司」に関することで仕事辞めたい理由を集めました

上司と合わなくて仕事辞めたい

パワハラ、能力が低い、評価されない。

上司の問題は通常の業務にも大きな影響があります。上司に関することで「仕事辞めたいと思った!」「実際に仕事を辞めた!」という理由を集めてみました。

「上司」で仕事をやめたい理由

  • 自分のミスを押し付けられて、その上の上司に怒られて辞めようと思った。
  • お気に入りの社員だけ評価して、キライな部下は成果を出しても低評価。辞めました。
  • 上司のパワハラがすごい。人格否定がかなり多く怒鳴り散らしている。
  • 上司が全く使えなくて、お客さんに私がいつも怒られる。虚しいんで辞めました。
  • コミュニケーションが上手くいかずにストレス。それが原因で辞めました。

上司と上手くいかないことを相性の問題と割り切る人がほとんどです。上司を変えることは難しいので、仕事を辞めようと考える人が多いです。

また、こちらに似た不満をお持ちなら要注意です。

「上司のパワハラがすごい。人格否定がかなり多く怒鳴り散らしている。」

度を超えたパワハラは犯罪にもなりえます。我慢せずに今すぐに職場を離れましょう。その基準や理由を解説します。

上司が「目障り」や「給料泥棒」などの人格否定をしてきたら辞めよう

仕事上の立場を利用して、ハラスメント行為をする上司がいます。

しかし人格否定の発言は裁判が何度もパワハラだと認定し、損害賠償を認めています。こういった発言はあなたの精神に確実に悪影響を及ぼします。

立場を利用して攻撃してくる人間はクズな人間です。例外はありません。非常識な上司が有能な部下をダメにしてしまうところを何度も見ました。「ダメな上司」は仕事を辞める十分な理由になります。精神的にキツくなる前に仕事を辞めることも考えてほしいです。

目障り、給料泥棒、やる気がないなら会社を辞めるべき、みんなお前を笑ってる、あなたがいると会社が潰れる、これらは全て裁判所がパワハラと認定した発言です。(東京地判平20.11.11東京高判平17.4.20、)

また、言葉による暴力だけでなく「1人だけ別室への隔離させる」「仕事を与えない」といった行為による人格否定もパワハラ認定されています。(東京高裁平5.11.12

人格を否定するパワハラは裁判所が許していないことが分かります。

パワハラで自ら命を絶ってしまった人もいます。あなたの精神は確実にダメージを受けています。ツライなと感じているなら必ず対処してください。

パワハラは人事部へ相談で解決する

パワハラは「人事部に相談」が最善です。上司もサラリーマンなので人事評価は無視できません。

またパワハラが解決されないなら弁護士に相談することも伝えておきましょう。

人事部としても対処に失敗したら社内問題では収まらなくなるので慎重に対処してくれます。解決されない場合は弁護士に相談しましょう。電話相談や法テラスを利用した相談なら無料です。成果報酬で受けてくれる弁護士もいます。この手順を踏んでも改善されない場合は仕事を辞めましょう。

もし相談できるような人事部がなかったり、その上司が社長・経営者といった絶対的な存在の場合も弁護士へ相談です。

そしていずれにしてもそんな会社には長くいる必要はありませんので退職・転職を考えましょう。

「そりゃ辞めたいけど…。そんな簡単に仕事なんてやめられないでしょう!?」という方に向けた記事を後半に書きました。

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「仕事内容」に関することで仕事辞めたい理由を集めました

仕事内容が合わなくて仕事辞めたい

話すのが苦手、アレルギー、ノルマがキツイ。

仕事内容の不満はあなたの性格で決まります。仕事内容に関することで「仕事辞めたいと思った!」「実際に仕事を辞めた!」という理由を集めてみました。

「仕事内容」で仕事をやめたい理由

  • 人と話すのが苦手なのに営業をやってしまい、毎日会社に行くのがツラい
  • 工場で働いてしばらくたってから金属アレルギーと判明。辞めました。
  • 血を見ると心臓がバクバクしてしまう。泣く泣く看護師の仕事を辞めました。
  • ノルマが辛くて、毎日泣いています。売れなくて…。
  • 黙々と作業して、1日誰とも喋らないのがダメで辞めました

改善や努力でなんとかなる問題が少なかったのが印象的でした。人間関係と同じように仕事内容にも相性があります。

仕事内容が合わない、すべて退職理由になりますが、とくにこちらに似た不満をお持ちなら要注意です。

「工場で働いてしばらくたってから金属アレルギーと判明。辞めました。」

仕事内容には改善が不可能な理由があります。努力の問題ではないことを知ってください。

体質の問題は改善は無理なので辞めましょう

仕事には向き不向きがあります。

「人と会話をするのが苦手」「単調な作業を続けることが苦痛」といった性格による向き不向き。「高所恐怖症」「金属アレルギー」のような体質よる向き不向き。体質と合わない仕事内容は今すぐ辞めましょう。

体質を変えるのは科学的に無理です。体質と合わない仕事を辞めるのは逃げではありません。短期間で身体や精神に支障が出ます。

部署異動をすれば辞めずに済む

同じ会社といっても営業、人事、経理、開発、製造など仕事は様々です。

たとえば製造が難しければ営業に異動できます。相談先は人事部になります。「部署異動が出来なければ仕事を辞める」旨を伝えましょう。

実は部署異動は簡単にできるものではありません。相応の理由と覚悟が必要になってきます。

しかし仕事を辞めることを伝えることで「辞められるくらいなら異動させよう」という判断をもらえる可能性は十分にあります。この手順を踏んでも改善されない場合は仕事を辞めましょう。

「そりゃ辞めたいけど…。そんな簡単に仕事なんてやめられないでしょう!?」という方に向けた記事を後半に書きました。

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「評価」に関することで仕事辞めたい理由を集めました

評価されなくて仕事辞めたい

親族だけが出世、残業が評価される。

不当な評価はモチベーションを大きく下げます。評価に関することで「仕事辞めたいと思った!」「実際に仕事を辞めた!」という理由を集めてみました。

「評価」で仕事をやめたい理由

  • 出世していくのが親族だけ。やる気がなくなって辞めました。
  • 営業成績トップなのに飲み会に出ないだけで評価は下の下。辞めました。
  • 無駄に残業している同僚が評価され、定時で成果を出してる自分が評価されない。
  • 「成果関係なく、年功序列」と言われて辞めました。無理。
  • 毎年ボーナスの直前のみノルマを上げられ、ノルマ未達でボーナスが低い。辞めたい。

評価に違和感を感じた時「そのまま辞めてしまう人」「会社に合わせる人」の2パターンがいました。評価はモチベーションに繋がる話です。やりがいがなく、辞めてしまう人が多かったです。

またこちらに似た不満をお持ちなら要注意です。

「評価をされない」と分かっていて、頑張れるほど人は器用ではありません。」

「年功序列」「親族のみ出世」評価が適当な仕事は辞めよう

仕事の評価はモチベーションに直接つながります。

頑張っても頑張らなくても同じ、成果を出しても出さなくても同じ。そんな正当な評価がされない企業で頑張ることは不可能です。

年功序列だけ、親族のみ出世。こんな企業が生き残れるほど、日本は甘くありません。そのうち倒産するので早めに辞めましょう。

上司の評価軸にあわせる

「評価されるべきこと」は1度忘れ、上司が「評価したいこと」に注目してみましょう。

テキパキ仕事をして定時で帰宅するよりも、残業をしながら頑張る人を評価する可能性があります。

淡々と仕事をして成果を出す人よりも毎日飲みに付き合う人を評価する可能性。上司の評価軸が間違っていても合わせることが評価の近道です。

私も全く評価されないことがありました。そこで上司に徹底的に合わせてみたんです。上司を「お客様だ」と割り切って、全力で合わせました。そしたら、手のひら返しで評価してくれるようになりました。

自分を割り切ることができるなら上司に合わせてみましょう。合わせたくない場合や合わせても評価が改善されない場合は仕事を辞めましょう。

「そりゃ辞めたいけど…。そんな簡単に仕事なんてやめられないでしょう!?」という方に向けた記事を後半に書きました。

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「会社の将来性」に関することで、仕事辞めたい理由を集めました

将来性がなくて仕事辞めたい

2代目の社長、自社が買収された、業界衰退。

会社の将来性がないと倒産する可能性があります。将来性に関して「仕事辞めたいと思った!」「実際に仕事を辞めた!」という理由を集めてみました。

「会社の将来性」で仕事をやめたい理由

  • 社長が2代目に変わって、ワケわからなくなって辞めました。
  • 業界自体が衰退しているので、巻き込まれて業績が悪くなり、辞めました。
  • 既存の顧客にばかり頼って新規顧客ゼロ。今後の将来がしんぱいで仕事やめたいです。
  • 新規事業がぜったいにコケる内容で怖い。今のうち転職しようかな…。
  • 買収されて経営陣などが変わり、全然違う会社になってしまったので辞めた。

会社が潰れてしまうと給料も退職金も払われないません。潰れてから慌てるのは遅いです。

しかし100%会社が潰れる訳ではないため、行動に移しにくいのも問題です。そのため、会社の将来性については、仕事を辞めるべきか?判断に悩む人が多いと思います。

「そりゃ辞めたいけど…。そんな簡単に仕事なんてやめられないでしょう!?」という方に向けた記事を後半に書きました。

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仕事を辞めても実は大丈夫!不安な理由別に対処法を教えます

仕事辞めて大丈夫な理由

「能力が低いから仕事を変えても同じ。」

「お金がないから辞めたら生活できない。」

仕事辞めたいけどこんな理由で辞めて他にいっても通用しないかも…またお金がないから辞められない、と思って方も多くいます。

しかしこれらは仕事を辞めれない理由にはなりません。

1つ1つ理由と対処法をご紹介します。

実は大丈夫!仕事を辞めるのに心配なこと

  • 「能力が低いから仕事を変えても同じでは?」
  • 「お金がないから辞めたら生活できないのでは?」

「使えないヤツ」でも辞めてもOK。

「仕事で上手く成果が出せない」「上司に怒られてばかり」これらは自分の能力だから仕事を変えても意味がない。

これはあなたの思い込みです。職場や職種が変われば全てが変わることはよくあります。

こんな実体験があります。

「飲食店で歴代史上もっとも使えないやつ」がエンジニアで大活躍

私は20代のころ、居酒屋で働いていました。

店長からは「使えない」、先輩社員からは「成長がない」後輩からは「能力が低い」と毎日怒られていました。イジメというわけではないのですが、本当に使えなくて毎日怒られていました。自分自身もその実感ももちろんありました。何をやっても空回りですし、接客すると頭が真っ白になってくるんです。

毎日仕事辞めたいと思ってました。

しかし、シフトの足しにはなるので「辞めます」といっても店長からは「どこ行っても同じ。自分を変える努力をしろ!」と引き止められつつも、結局は厳しいことが言われる毎日でした。仕事を辞めることもできず、もちろん努力をしましたが、まったく変わりませんでした。

そんな毎日を送っていましたがある日突然すべてに対して怒りが湧いてきて「エンジニアになる!」と未経験からITエンジニアに転職しました。エンジニアに転職したのはパソコンゲームが好きだったから、ただそれだけです。

居酒屋を辞め未経験から転職をし、もちろん最初は苦労しました。しかし1年、2年とたったら評価が180度変わって上司や同僚から「優秀な人間」と言ってくれるようになったんです。

エンジニアって接客がないので緊張しないし、瞬発力よりもじっくり考える能力が評価されるんです。私自身は何も変えてないんですよね。勇気出して転職した以外はホントに何も変えてないんです。

いまの職場で「使えないやつ」と言われても、次の職場で「使えないやつ」になるとは限らないことを私の事例で知ってもらえると嬉しいです。(エンジニア/30歳/男)

転職回数が少ないにもかかわらず「今やってる仕事で成果でないから仕事を変えても同じ」と考えてしまうのは非常に危険です。

「自分は仕事ができない」と判断するのは、転職回数が5回を超えてからでも遅くありません。まずは自分が評価されやすい職場を見つけることに全力を尽くすべきです。

もし「仕事辞めよう」という勇気が湧いたなら、辞める前に転職先を決めてください。次の職場を決めることで安心して辞めることができます。ただし、ご自身の健康を第一に考えて、限界であれば退職を優先させてください。それぞれについて記事を用意しておりますので、参考にしてください。

お金がなくても仕事を辞めて大丈夫。

「貯金もないし、仕事を辞めると生活に困る」お金を理由に無理をして仕事を続ける人がたくさんいます。

しかし日本では例え所持金0円でも衣食住には困りません。加えて当面の就活資金も当日に用意できます。

貧乏で生活出来ないから「仕事を辞める」という選択肢がなく、命を投げ出してしまう人が日本では多いんです。私も給料が安いブラック企業にいました。お金がなく、逃げ場のない気持ちは良くわかります。そんな私が貯金0円でも転職活動ができたのは、お金の問題をクリアにできたからです。そのとき調べた情報をご紹介します。

衣食住に不安は不要。日本は支援が厚い。

日本では、今住むところがない人、家賃を払うお金がな人に向けた支援があります。

たとえば「一時生活支援事業」では申し込みから最短で当日から衣食住が6ヶ月間支援されます。また「母子生活支援施設」ではお子さんと一緒に住める住宅が無料で提供されます。(日中に子供を預けられる保育室あり)

貯金がない状態で今すぐに仕事を辞めても、日本では生きるには全く困りません。

衣食住が0円で確保されている間に転職活動をしましょう。転職活動に必要な分だけアルバイトをすることで、6ヶ月間はじっくり転職活動ができます。

私は長時間拘束で低賃金のブラック企業で働いていました。だから、働きながら転職活動は厳しかったです。思い切って仕事を辞めた後、国からの支援を受けながらの転職活動はホワイト企業そのものでした。

もし「仕事辞めよう」という勇気が湧いたなら、辞める前に転職先を決めてください。

次の職場を決めることで安心して辞めることができます。ただし、ご自身の健康を第一に考えて、限界であれば退職を優先させてください。

それぞれについて記事を用意しておりますので、参考にしてください。

仕事やめたい! まとめ

仕事を辞めたい理由についてご紹介しました。また辞めたいと思う理由の中にはむしろ辞めるべき理由があること、その対処法もご説明しました。

そして「仕事を辞めるのが怖い…。」という方も安心してください。日本では所持金0円でも衣食住には困りませんし、自分の評価は職場が変われば180度変わります。

もし転職活動を行える余裕があれば、次の転職先が決まってから仕事を辞めるのがベストです。

しかし自分の健康を第一に考えて、必要であれば退職を最優先してください。

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